バッグ作りを始めてから、いままで何気なく通り過ぎていた日常の中で耳を傾けたり、注意を向けたりすることが多くなった気がします。
まず、街を歩いていて、よその方が持っていらっしゃるバッグが気になるようになりました。
あのバッグ素敵だな。
あの素材はどこの国のものかな。
普通考えない色の組み合わせ素敵だな。
今までだったら一瞬で通り過ぎていってしまった景色が、「どうやって作ったんだろう」と考える景色に変わりました。
また、手芸屋さんや卸問屋さんで素材を眺め、この素材ならどんなバッグになるだろう。
この色なら、どんな方に似合うだろう。
そんなことを想像している時間が増えていきました。
ジュエリーバッグ認定講師になるには、だいたい 月に1回のレッスンに通うことになりますが、宿題があり、宿題を終わらせるために予定をたてます。
子供の宿題、学校への提出物の締め切りなどいろいろありましたが、自分に課せられる宿題は、久しぶりすぎて新鮮!
繰り返す部分が宿題になるのですが、何もなかったネットがテープで埋められていく過程は、久しぶりに自分だけの時間が持て、無心になり、心が落ちつく時間にもなりました。
バッグを始める前は、何気なく過ぎていた毎日でしたが、今は、街でバッグを見ても、手芸店に行っても、新しい発見があります。
趣味は作品を作るだけではなく、毎日の景色まで変えてくれ、私の心を落ち着かせてくれました。
50代になって始めた趣味は、私の日常を少しずつ彩りある毎日に変えてくれました。
